2006年01月03日

**〈 拳神 〉の骨子はアレと一緒でした?!**

 長年に渡る香港映画に対する偏見が払拭されたボクとしては、長い間隔絶していたブランクを埋めるべく、 チョコチョコとちょっと前の作品などを改めて確認している状態である。

 〈 拳神 〉。・・・アンドリュー・ラウが監督、そしてサモハンのアクションもあるということで、これは! とばかりに新年からチェック。あとの俳優はチン・ガーロッとユン・ピョウぐらいしか知らんぞなもし。 若手なんて誰も知らないところが、離れていた期間の長さを表している。(新年一発目のVが〈 食人族 〉だった事はナ・イ・ ショ

 近未来を舞台に想定しての本作、CG満載である。さすがは、マトリックス・チルドレン (マトリックス以降の作品。勝手にボクが命名)、クンフーにCGまぶしてワイヤーで飛ばしまくっている。「どっかで見たような」 という台詞はやめとこう。それでなくてもマトリックス・チルドレンたちはその傾向が強いのだし、 それよりなにより香港映画なのですから (ヒットしそうなネタを本家より先に撮り上げて公開、もしくはヒットした作品をそのままイタダキって彼らの得意技の一つ。)。

 そうはいいつつ冒頭に示される未来都市の町並みは、本作以前の〈 ブレ・ラン 〉や〈 フィフス・エレメント 〉より、 2年後に作られる〈 ゴッド・ディーバ 〉の雰囲気に近いってーのは、どういうことだ。アンドリュー・ラウは劇画・ 漫画の類が好きそうだから、おフランスの劇画も積読してたんか?どうせ積んどくのなら、警官登場の場面では、 サイレンと共にパトカーが空から着陸してくる絵も欲しかったぜ。ボク結構〈 ジャッジ・ドレッド 〉好きなのだ。

 さて、唐突だが検証に移ろう。

  1. 主人公クァンは、CG(ホログラフ)の女性に惚れる。
  2. クァンと姉ベルは二卵生の双子である。誕生日を2人一緒に祝っていることからも明らか。なら、 姉弟でも兄妹でもどっちでもよかったはずだよねー。
  3. 彼らの出生のには秘密があった。
  4. 父親は彼らの生まれる前に、死亡したことになっている。
  5. と、思っていたら父は生きていた。それも昔の記憶を失い、悪の側のNo.2として。鉄仮面付き。
  6. 悪の組織は、巨大な力を持つNo.1とそれに仕えるNo.2の2人という構成。あとは雑魚。
  7. 悪のNo.1は、拳法映画のはずなのに、電撃or光線orサイコキネシスによる攻撃がお好み(単にロイが動けなかったのか?)
  8. 過去のいきさつを知る老師警官が登場。しかも父の形見の品を主人公に渡す。戦いの途中ですべてを主人公たちに託して死亡。
  9. 悪のNo.2からクァンの父に戻って、息子を庇い死亡。今際の際には鉄仮面が外される。
  10. 紆余曲折がありつつも、ベルのボーイ・フレンドが最終決戦に参戦。

 おやおや?何かに似ているゾ。これってスター・ ウォーズ旧3部作と一緒ですから〜。微妙に変えてはいるし、 レイアのキャラをベルとエリカに振り分けてもいるが、鉄仮面がえらく気になったのだ。最後に元の父親に戻ったところで外すものだから、 決定的となった。

 と、ココまで書き上げたところで、santapapaさんのかたすみの映画小屋に、 元ネタはゲームの鉄拳という記述を発見。ありゃあ違ったのかと急ぎ『鉄拳』をググって見る。???どうなんだろう? ゲームしないもんだから分からない。

 それにしても、人間の脳の眠っている部分『神の禁区』を開放してやると、サイコキネシスが使えたり、 宙に浮かぶことまで可能なのだな。東丈もパワーグローブを使ったのだろうそうだろう。なっとく。

 

 

主要交通機関をビルの間の空中に持ってきた未来世界。

 

posted by 森と海 at 20:18 | Comment(6) | TrackBack(2) | Movie(華)
この記事へのコメント
森と海さん、明けましておめでとうございます。
そして、始めましてですね。
コメント&TBありがとうございましたです。

この作品、言われてみるとスターウォーズ旧三部作と同じですね。
SWは特に好きな作品でもないので、全然気付かなかったです。
それよりもあまりに突っ込み所が満載でそこまで頭が廻らなかったというのが本音ですが(笑)
まあ、この辺りの突っ込み所が香港映画の魅力と僕は思っているので、個人的にはそれなりに楽しめましたです。
ただ、サモ・ハンの若い頃=イーキンというのはちょっと納得いかなかったですが(笑)
Posted by any at 2006年01月04日 00:58
森と海さん、初めまして。
先日はご来訪頂き、TB&コメントありがとうございました。

私もスター・ウォーズやマトリックスもどきがあると思っていましたが、ここまでハッキリとは検証していませんでした。ユンピョウはアナキン・スカイウォーカーだったのですねぇ、なるほど。。
突っ込み甲斐のある映画でしたが、どうせならもっとハチャメチャにしてもらったほうがスッキリと諦めがつくかもしれませんね(笑)空から着陸するパトカー、私も見たかったです。
Posted by リリ at 2006年01月04日 14:14
スター・ウォーズかあ。なるほどね。あと母がやたらと強いのはT2の影響もあるのでは?と言ってみる。
でsantapapaさんとこでも言ったような気がするけどロイ・チョンがなんかベカにしか見えなかったんでてっきりストリートファイターが元ネタだよと思ってたッス(笑)
Posted by tonbori at 2006年01月04日 23:28
>anyサマ
どうも。
サモハンは、最近とみにインディアンの酋長臭くなってますものね。羽飾りでも着けたらマンマ。鷹なんかとなかよさそうな・・・。
>リリさま
アンドリュー・ラウって、意外とツッコまれたくない人なのかも知れません。それをウォン・ジンが無理やりあの世界へ・・・。
>tonbori堂サマ
ね、そう言われれば頷けるでしょ。
サモハンのアクションが見れるかも?って思ってたら、フロアにパンチばっかりでガッカリ。やはり〈 SPL 〉を待つしかないのか。
Posted by 森と海 at 2006年01月05日 22:39
たいへん遅まきながらあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
言われて見れば、『スター・ウォーズ』だったのか!なるほど。
昨年は王力宏の演奏+歌を聴いてびっくりして、CD買っちゃいました(^^;。

Posted by サンタパパ at 2006年01月11日 01:40
>サンタパパさま
こちらこそ宜しくです。王力宏は歌が本業(それも90%以上を注いでいるよう)でしたね。そんなに凄いのですか?香港はまさしくタレント(才能)の宝庫ですね。
Posted by 森と海 at 2006年01月12日 22:14
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