2009年03月15日

**子供は解らなくていいんだよ。〈ヤッターマン〉**

 えー、POPCULTUREの仕掛け人、いや芸能怪の仕手師たちは新しいアイドルを作り出すために絶えず企むそうな。中でも若いアイドルを売り出すために良くある手が、「子供にエロを歌わせる」という手。

 まあ、おにゃん子クラブあたりがすぐ思いつきますな。となれば当然モーニング娘も同じ路線とわかるはず。でも、この子たちはまだ可愛いモンです。もっと凄い企みもありました。

 SPEED!彼女らの仕掛け人たちも同じ手を使いましたが、この仕掛け人たちは徹底していました。デビュー当時ボーカルの島ブー(なんか漫画の人みたいだ)はまだランドセルを背負っている歳だったのですが、デビュー曲「BODY&SOUL」にはこんな歌詞が。

 「甘い恋のかけひきは 言葉だけじゃ足りないから 痛いこととか怖がらないで もっと奥まで行こうよ いっしょに」(作詞/作曲:伊秩弘将)

 イマドキの小学生ならありなのかもしれませんけど、パブリックな場でいう歌詞じゃないですよね。これで売れなかったら5,6曲エロ路線を進んで、エログラビアまっしぐらってとこだったのでしょうか?幸運にも、すぐにブレークしたので路線変更になりましたけどね。その後、グループを主演に迎えたアイドル映画も製作されました。〈アンドロメディア〉です。未見なんですがね、ひょっとしてこれまた扱いが酷かったんじゃないのでしょうか?なにせ、監督は三池崇史ですから・・・、旨い具合に繋がった。ホッ。

 ということで、〈ヤッターマン〉なんですが、・・・いやはや笑いました。ターゲットを絞りこんでいます。今、アニメを観ているお子ちゃまとその親世代、そして昔観ていた人たちだけでいいのですね。しかもご丁寧なことに、どちらかというとその比重は大人寄り。

 もともと原作のアニメ自体が、タイムボカンのヒットを受けての2作目でヒットは約束されていたシリーズでして、「どれだけ遊んでやるか?」というがごとく滅茶苦茶していました。そしてあの枠としてはえらくエロ要素も豊富でした。30分の時間内に最低一回はドロンジョ様のヌードが拝めました。水戸黄門の由美かおるの入浴と同じです。とはいえ、ギャグの枠からは逸脱しないという了解事項もしっかり守っていました。

 三池版実写〈ヤッターマン〉はというと、ドロンジョ様が深キョン、アイちゃんが福田沙紀ということで若干エロは弱いんじゃないのか?という事前読みは見事半分外れ半分当たりました。単刀直入に言うと深キョンのドロンジョは有りですね。なんだか可愛らしいドロンジョ。このストーリーなら深キョンでも有りです。でもやはり彼女らではエロは弱し。

 おかしいのです???あの三池さんがエロ担当女優を置かないというのは、表向き子供向けの体裁をとる作品であっても解せないのです。そんな貴方(いや俺かぁ)にもちゃんと満足のいく裏技は用意されてました。

 それは海江田博士の娘翔子:岡本杏理さんその人でした。若干14歳。アブナー。よく見りゃ、〈龍が如く〉の小さなヒロイン夏緒にも似た清楚系。三池さんの好みは年齢のいかんに関わらず、かわいこちゃん系ではなく黒髪のシュッとした顔系でしたね。高岡早紀にしろ、椎名英姫にしろ、吉野きみ佳にしろ茶髪金髪よりは黒髪ガイナー系です。で、この岡本杏理さんをいたぶるいたぶるサディスティック!鼻血は流すわ、波しぶきは被るわ、○○○○吸われるわで大変です。まあ堪忍してね。あなた大変ですけど、監督変態ですから(笑。

 ターゲットの観客と同世代の女優をいたぶりその一部始終を見せといて、「子供は解らなくていいんだよ。」の一言で片付ける。なんて危険な監督でしょう。ボクが映倫のエライ人でしたら、この作品は少なくともR15指定ぐらいにはします。良かったですネエ、映倫に映画を理解できる人が居なくって(爆。




トラックバックしちゃった人

『ヤッターマン』  お好きな方だけツボ踏みまっせな快作

まさか邦画の実写で『ヤッターマン』が観れるとは。

posted by 森と海 at 22:57 | Comment(4) | TrackBack(2) | 三池崇史
この記事へのコメント
今更どうも(笑)。
これ、観てないし、書けないなあと思ってたんですが、知人の漫画家さんが大絶賛出しまして、DVD出たら絶対買うぞと珍しい太鼓判保証を出してました。
ううむ、信用筋が二つ並んだよ、ということで、明日、体調がよかったらレイトで行ってきます(レイトの方が車で行って車ですっと帰るだけだしね)、隣町のシネコン。
Posted by acoyo at 2009年03月27日 18:38
>acoyo様
まあこちとら、三池マニア=変な映画好きなもんで、贔屓の引き倒しになってるやもしれません。
でも、メジャーで撮った映画としては、〈妖怪大戦争〉より〈龍が如く〉より三池色が出てたように思います。
Posted by 森と海 at 2009年03月28日 08:18
やっといってきましたので、
大人が本気で遊ぶとこうなるんだぜという三池サンのマジ度がよかったですねえ。
でも子供さん連れも順調に伸びてるんじゃないですかねー。なんせまだ3週連続興行ランキントップですから(笑)
個人的にはこの状況『ありと思います!』
Posted by tonbori at 2009年03月31日 23:31
ランキングトップって凄いネエ。夢にも思わないもんね、アニメの実写であんなに困惑させられるなんて。

ボク、最初から笑ってましたが、一箇所だけはバツが悪うございました(笑。

これならイマヘイ越えも夢ではありません???

あっ、そうそうTB撃ちましたがseesaaとexciteは仲が悪いのか通りません。acoさんとこも。
ということで良しなに。
Posted by 森と海 at 2009年04月01日 21:31
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Excerpt:  近所のシネコンはがーらがら。最初、うちら夫婦だけかと思ってたらその後、櫻井某目当ての地味なおねえさん方がぱらぱら、次いでどっか行こうよーとうるさいガキを黙らせたい家族連れがばらばら。なんだか寂しい土..
Weblog: きょうのわたくし
Tracked: 2009-03-31 00:56

まさか邦画の実写で『ヤッターマン』が観れるとは。
Excerpt: 正直、三池サンでもなーとか思ってたし、ドロンジョがフカキョンっていうのは少なからずあったけど予告編を観て、 もしかすると面白いかもと言うのは秘密ナリ〜。 きょうのわたくし : 『ヤッターマン』..
Weblog: web-tonbori堂ブログ
Tracked: 2009-04-01 01:40
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