2009年06月22日

**〈Terminator Salvation〉誰が救済されるんだか???**

 つーことで、観ましたぞい。

 こちとら〈スタートレック〉はビギナーもビギナー、もうねズブの素人なんで何一つ書けませんでしたけど、〈ターミネーター〉シリーズなら専門ですから。

 しかし暗い近未来サイコーだね。核戦争後の世界って観るだけなら素晴らしい(いや見るだけですよ。)。予想を覆して、抵抗軍の組織がまだまだしっかりしていて、司令部が残っていたり、残存兵器(おもにV-22やA-10など)がしっかり機能していたりで宜しいでございますね。今後時代を重ねるにつれて、これらの兵器がなくなって来るのは自明の理でありますから。




 んで、tonboriさんとこのコメントでも書いちゃったけど、ファーストシーンでスカルを踏み潰すというのがシリーズの鉄則。この鉄則を破るとヒットしないのだ!勝手に決めちゃいましたけど・・・(笑。〈4〉では約束通りスカルを踏み潰します。ヘリが降りたところにはターミネーターシリーズの旧式が倒れておりまして、上手いことヘリの脚が頭部を潰す格好に。ヘリから降り立った一人の兵士がやおらその頭部に弾をブチこみ、下からのナメの角度からカメラが上がっていくとそこには「よっ!ジョン・コナー!」。わしは弁士かっつーの(笑。それにしてもクリスチャンベール、ご破算に願いましてはのビギニングものに起用されまくり。シリーズが続きそうですから、継続的に仕事が入るからマネージメント楽とはいえ、独り占めしすぎ。

 話を戻しますが、元来潰されるスカルはしゃれこうべでありました。機械に人間が完全に押されている状況を物語る象徴だったんですが、今回はまだ巻き返し可能な状況と(抵抗軍側は)思っている様子。すなわち「過去作の引用・踏襲(ふしゅう)はするけど、話自体はひっくり返っております」という風にも取れます。

 では具体的に。

 過去作は1体のターミネーターから逃げて逃げてのお話でしたが、今回は民間人ならいざ知らす、軍人は逆に追いかけて追いかけて仕留める話になっています。コナーにいたっては、単身乗り込むという異常な展開。まあこれはマーカス・ライトという魔法の助けがあればの話ですが。というか、抵抗軍のベースが襲撃されるというシチュエーション自体がまったくありませんね。防戦一方という展開も見たかったような気が・・・。

 〈T1〉から〈T3〉とシュワルツェネッガーの演技力が上がるにつれて、冷酷なロボットから人間っぽいロボットに変化を遂げたT-800(含む850)は、演技力に自身がついてきたシュワちゃんの都合とはいえ、感情らしきものまで見受けられるものになりました。今回逆。見た目ロボットみたいな人間が登場。あ、ネタバレですね。でもSalvasionというサブタイトルからすると避けては通れないのがマーカス・ライトなんですよねー。彼が主役ですから(キッパリ。

 2003年にサイバーダイン社に対して検体のサインをしたマーカスが、その15年後目を覚まし(というか起動する)、贖罪を模索する話ですよ。同時代にジョン・コナーもカイル・リースも居て、これまた偶然出会ってしまうのですとミスリードしてみたりなんかしてみちゃったり・・・・・(これ以上はさすがに駄目か。

 なんにせよ、ジョン・コナーを追うよりはマーカス・ライトを追えです。

 もうあんまり書けませんけど苦言を一つだけ。移植医療大国アメリカであっても、いくら死刑囚とはいえ脳死前に移植手術を行うというのはどうかと?倫理規定に引っ掛かるのではないかと思います。それは贖罪ではなく生贄だわさ。シナリオをちょこっと変えて、頭部に銃弾を食らうとかいったどう見ても脳は助からない風にすべきでなかったんですかねー?MCGさん。

 〈T5〉予想・・・抵抗軍はスカイネットがついにタイムマシンの開発に成功したという情報を入手。ジョン・コナーたちは敵基地を急襲し、カイルを84年に、リプログラミングしたT-800を94年に送ることに成功する。次も攻撃ミッションになりそうですね。

 〈T6〉予想・・・T-850によってジョン・コナーが殺害される。T-850を入手したケイト・コナーと彼女の子供(推定年齢14歳)は、再びタイムマシンを奪取して04年にT-850を送り込む。プライス・ダラス・ハワードにはちょっと荷が重そう。

 なんか予定だけで残り2作が埋まってしまいそう。これはもう1作、人間側勝利の完結編が作られそうな悪寒(ブルッ。



posted by 森と海 at 20:04 | Comment(6) | TrackBack(0) | Movie(米)
この記事へのコメント
なんかねー、噂によると脳死どころか本当はジョンが死んで、その中味をそっくりマーカスと入れ替えるというエンドが用意されていたとか。
(マーカス自身はジョンの顔になるのでチャンベールは続投という)
だけど、ブラインドですっごく評判が悪くあの結末にしたらしいけど、そのエンドなら未来が色んな意味で変わったかも?という感じで面白かったかもなあというのは独り言です(苦笑)
Posted by tonbori at 2009年06月23日 23:55
>tonboriサマ
なんと!そんなアナザーエンディングがあったとは!
それはいいですねえ。
そのヒミツを知っているのはごく一部のみとなれば、続編の意味合いがすっかり変わってきて、予定された歴史とはいえ、面白くなるのに。
ジョンを殺せないとは、やっぱり原理主義が強いっすねえ。
Posted by 森と海 at 2009年06月24日 20:07
娯楽映画として面白かったんですけど、どうも1,2に思い入れが強いもので、一本の作品として純粋に楽しめないもう一人の自分がいるみたいです。(笑)
Posted by samurai-kyousuke at 2009年06月24日 22:20
>samurai-kyousukeサマ
「3」は?「3」は駄目ですか?
ケイト・コナー(旧姓ブリュースター)初登場は「3」ですよ(笑。
Posted by 森と海 at 2009年06月24日 23:28
確かに、コレはマーカスが“主役”でございましたね。
ラストの『心臓云々…』のシーンは、あまりにも
ご都合主義じゃないの?とツッこんでしまいました。
確か執刀医ケイトは、前作では“獣医さん”
だったような…(爆)。
Posted by mori2 at 2009年06月25日 21:30
>mori2サマ
ケイトが執刀したとは思えませんけどね(笑。
例え、例えですよ、どんなに腕の立つDr.だろうと、クランケに近すぎますから。
奇跡的にあのベースには凄腕の外科医が居たんですよ。Dr.Kとか朝田龍太郎みたいなのが(笑。
Posted by 森と海 at 2009年06月26日 21:18
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