2006年01月29日

**とりあえず前半だけな〈 黒社会 / ELECTION 〉**

 ジョニー・トー監督の取りあえずは最新の作品をDVDにて。

 視聴第1回目、派手な銃撃戦があるわけでもなく、ちょっと地味かなーと。ストーリーの起伏はあって、そうきたかと。

 視聴第2回目、台詞を追ってみる。とはいっても、日本語字幕のない状態では、半分も理解できないのだが、・・・ん、 これ人物の顔と名前をきっちり整理してかからないと勿体無いぞ。

 視聴第3回目、前回の教訓を踏まえてチェックしていくと、・・・おおお、こりゃ相関図が必要じゃないか? 旨みがすこしづづ解ってきた。

 

 これ、勝手に邦題をつけるならば、実録黒幇シリーズ〈 仁義なき戦い 継承式 〉でいいんじゃないか!yesasiaの説明だと、

2年に一度行われる、香港最大のマフィア組織 「和聯勝」の会長選挙。今回は2つの大きな地域を牛耳る阿樂(サイモン・ヤム)と大D(レオン・カーファイ)の争いとなった。 金を使って強引に票を得ようとする大Dに対し、冷静沈着に物事を進める阿樂。その結果、組織の幹部たちは阿樂を次期会長に選出する。 憤慨した大Dは、金を受け取ったにも関わらず裏切った幹部たちを血祭りに上げ、会長就任に不可欠な最高権力者のシンボル「龍頭棍」 の強奪を計画。阿樂はこれを阻止するべく、ジミー(ルイス・クー)らを差し向ける。そこに、他のボスの部下であるジェット(ニック・チョン) らも参入して、事態は激化してゆく。

 となっている。組織の構造は日本のヤクザと同じようで、複数の組織が集まって大きな組織という構成。それぞれの組は選挙に関しても、 自分の組の都合のよいほうに投票したいし、また金を掴まされた組以外はそうしている。だから、 樂のとこも大Dのとこも組織としては構成員も少なく、2つが仮にケンカを始めても大したことにはならない。他の組は、 どちらの組に付くかは模様眺めだ。問題は、トチ狂った大Dが他の組のボスを痛めつけたことではない。警察の”沈静化せよ”という指導のもと、 幹部たちは大Dを諭すが、イカれた狂犬大Dはこともあろうに、「新組織を作る」と公言することだ。ここから〈 以和為貴 〉 まで泥沼の抗争劇となるんじゃなかろうか。大体、ジミーちゃいは、心底樂を信用してなさそうだし、樂についても、 誠実で冷静な感じに上では書いてるからミスリードされそうだけど、大Dと違って表に出さないだけで、内に秘めた野望はスゴイもんがあるぞ。

 出てくる人物がことごとく腹に一物持った連中ばかりという、なんとも絵面の汚い映画という点でも、〈 仁義なき〜 〉 を彷彿させるが、後編である〈 以和為貴 〉までは、とりあえず断定は避けとこうかなっと(笑)。ジェットは広島死闘編の大友でキマリ?

 

 

posted by 森と海 at 22:55 | Comment(4) | TrackBack(1) | Johnnie To
この記事へのコメント
今日読んだ雑誌にもこれ父さんがリサーチかけた実話ベースって書いてたけどよくよく読むとコネタらしい。でも結構そういうところも含んでの『仁義無き』ラインはあるかも?
Posted by tonbori at 2006年01月30日 01:23
TBありがとうございました。
字幕を追わずに1回観ただけなので、かなり参考になりました。
いつも補足説明ありがとうございます。
Posted by micchii at 2006年01月30日 12:53
>tonbori堂サマ
リサーチはかなりかかってて、明朝あたりの話にまで遡っているみたい。黒社会のアドバイザーを雇ったとか。〈 仁義なき 〉を持ってきたのはネタ(笑)だけど、アジア的組織構成っていうのは、日本にも根底に流れてるなあーと。
>micchiiサマ
いえいえ、そうじゃないかしらん?と思っているだけでございまして、具体的なことは後編まで引き伸ばし工作(笑)。
Posted by 森と海 at 2006年01月31日 20:32
えーっとね。確か黒社会の組織の一つ、青幣の歴史ってこんど劉徳華が出る日本の漫画が原作の『墨攻』の時代まで遡れるんじゃなかったのかな?なんかコミックバ〇チって雑誌で読んだような気がする。で日本の方もどっかでそれがあるのは大和朝廷の時代からお手本にしてたわけでさもありなんということで。
Posted by tonbori at 2006年02月01日 01:46
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『黒社会』
Excerpt: 黒社会(2005/香港) 【監督】ジョニー・トー 【出演】サイモン・ヤム/レオン・カーフェイ/ルイス・クー/ニック・チョン 2006年第1弾はこれしかないでしょう。 というわけで、ジ?..
Weblog: 愛すべき映画たち
Tracked: 2006-01-30 12:52
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