2009年08月04日

**ロメロ翁だから贔屓したいけど・・・〈ダイアリー・オブ・ザ・デッド〉**

 もう結構前に観たんだけど、・・・今の今まで書けなかったんでございますよ、皆様方よ。

 POVにしてビギニング物、流行りを押さえてしかも、今のネットメディアまで俎上に乗せるという意欲作!

 のはずなんですけどねえ。

 ロメロ翁、すっかり錆びちゃった。

 アマ映画カメラマンの取った映像とすることで、POVなのに揺れない解りやすいという絵は、それはそれでいいと思います。酔うよりはましです。なにもそんなトコでリスクを犯す必要はありません。意外に地味?それもビギニングと思えば、ゾンビ繁殖中の折乞うご期待ってことで、ちょろっと登場でも許せます。

 駄目だなあと思ったのは、冒頭の卒論映画「ミイラ男」の撮影シーンを経て、ラストのシークエンスで、「まさかそのまま冒頭の再現っていう手垢の付いた方法を取るんじゃないよね?」という危惧がドンピシャだったことです。あれはナイ、ナイよ。駄目監督みたいじゃないのさ。こんな展開ならウェス・クレイブンでも撮れますよ。あっ、ウェス・クレイブンて〈スクリーム〉シリーズの監督ね。要はそのレベルに限りなく近いと。

 あとね、ゾンビの登場の仕方、対処法、だんだんと追い詰められていくここでいうバスの中の人たち、が、過去の自分の描いたもののセルフリメイクでしかないですね。なーんにも目新しいものがありませんでした。ネットに動画を上げるという目新しさがあるじゃないかという風な意見もありますが、その上げた動画も観ていると何の新しい発見等も上がっていなそうですよね。大阪のユーザーは胡散臭いし。それとも何ですか?ペンシルバニア州の都市では、日本人も銃の携帯が許されているとでも思っているのでしょうか?

 これは映画でして、映画だからこそネットに上げるのは動画だ!っていうスタンスですけど、なんの新しい情報もないのにやたらとRSS喰うブログなどを批判しているのかと思いましたよ。えっ、ココも批判されているんでしょうか。そーだよなあ、妄想ブログだもんなあ。ロメロ翁に、中身もないのに上げんなよと言われているんかあ(笑。

 うーん、整理すると、動画アップをネタにしたものだから、そのテーマにかえって制約されているように思います。一本のネタを元に映画を作るのはいいけど、結局そのネタに束縛されてグタグタになる映画を最近良く見かけるように感じます。いよいよネタ切れの時は近いのでしょうか?いや、すでにネタ切れかもね。もちろん、〈ランド・オブ〉でアソコまで、ユートピアを目指すとこまで行きましたから、その次の展開はどう転んでも陳腐です。全人類消滅か、〈宇宙戦争〉宜しく突然のゾンビ消滅か、そんなもの作ってもしょうがないですよね。



posted by 森と海 at 21:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Movie(米)
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