2009年08月19日

**〈日本の黒い夏 [冤enzai罪]〉あれからまったく進歩がない**

 えーと、社会派熊井啓監督(こんな紋切り型に言い切っていいのかしら?)が松本サリン事件における警察の捜査とマスコミの矜持(笑)を、高校生の再取材という形態をとって、総括しようとした映画です。派手ではない決して(笑。

 何気に、先ごろ結婚して2ヶ月で離婚発表した遠野凪子が出ずっぱりでした。関係ないけど。

 つい最近起こった実際の事件でありますから、当時の報道は結構覚えていると思います。で、描かれている内容はというともうそのまんま。

 警察の見込み捜査で容疑者とされた神部(寺尾聡)さんが、警察のメンツのために報われないのです。それに輪をかけて、警察発表を裏取りもせずそのまま報道してしまったマスコミの皆さんによって、文字通り「2度殺される」というお話。実際の事件では、wikipediaによると、警察もほとんどのマスコミも河野さんに謝罪をしているそうな。このほとんどってところがミソ。未だに公式には謝罪をしていないところもあるらしいのだよね。

 当時を思い出すと、サリンガスによるテロなんて初めての事件でしたから、当初の報道を見ている分にはほんとに不思議な事件でした。劇物をドラフトもない民家で合成するなんて無理心中しようとしたのかとも思いましたよ。あの後地下鉄サリン事件がなかったら、永遠に犯人扱いだったでしょうね。

 で、昨今の某ノリP事件・お塩事件(2つ合わせてノリ塩事件と呼ぶそうな)の報道を見るにつけ、マスコミ全く変わっとらんよ。いや、ますます酷くなっとるような・・・。個人的には両事件とも真っ黒けと思ってはいるが、それにしても醜い報道姿勢だね。しかも、警察が小出しにしかリークしないせいか、ネタをネットに求め始めている。サイバー・ノリPのドコがいけないっていうのだよ。元々、踊っていた側がDJやるとするなら、多少はテンション上がるのもしょうがないでしょ。あれがシャブテンションかどうかっていうのは全く分かっていない訳で。どの音楽は良くてどの音楽は駄目とかいう線引きなどできるはずもなく、また人の音楽の趣味にガタガタ言うのもおかしいってもんだ。こういう音楽嗜好はアヤしいとばかりの偏向報道。ほかはどうでもいいが、あの(既にネットでは削除が始まっている)動画の扱いだけはゴミだなと思う。

 もっというと、同じネットネタってことなら、散々書き散らかされているアレやらコレやらには一切ノータッチっていうのもねー。根性出して裏取りスクープでもモノにしてくれませんかねー。一歩間違えると東京湾という危険性はありますが。

posted by 森と海 at 21:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | Movie(邦)
この記事へのコメント
そういえばタトゥー入れている人はナントカという記事も見かけました。
やったことの善悪は別にしても本当にマスコミの動きは醜悪としか。
Posted by tonbori at 2009年08月21日 01:02
タトゥーはね、歳食っても自分の美的感覚が変わらないと決めた人が入れるべき。そのくらいの強い気持ちがないと笑われると思います。キャスパーはねー(笑。
Posted by 森と海 at 2009年08月22日 00:51
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