監督エド・ハリス!
その渋好みの外見と共に、映画のセンスもこれまた渋好みつーのは、はっきり解った。素直に格好いい!
今の時代に西部劇を撮るとするなら、ついスローモーションやストップモーションなんぞをテンコ盛りして、ニューウェーブ西部劇を撮ってしまいそうだが、エド・ハリスはそうはしない。あの懐かしのウエスタンのフォーマットをそのまま継承して現代に蘇らせた。
第一に登場人物はすべからく小汚い。いやこれ褒め文句。風吹きすさぶ荒野を旅するものなら、埃っぽいのは当たり前。銃の腕だけで渡り歩いてきたヴァージル(エド)にしろエヴェレット(ヴィゴ・モーテンセン)にしろ、見た目お世辞にも美しいとはいえない。が、どこかヤリそうな雰囲気はある。この2人のキャラが秀逸で、ボス格のヴァージルは人格者だが教養に劣り、相棒のエヴェレットは口数こそ少ないが切れ者であくまで一歩引くというバランスだ。銃の腕というこの世界の絶対的指標の上で、さてどちらが上位なのかという答えは示されていないが、まともにやりあえば、2人とも立ってはいないだろうなあという風で、緩やかでかつ確実な友情で結ばれているようだ。
GIGAJINを引用しときますと、”大砂塵の町、腕利きの用心棒、無法者の群れ、無敵の早撃ち、妖しの美女、恐るべき強敵、鉄路の闘い、荒野の大追跡、インディアンの襲撃、壮烈なガンファイト、迫りくる時代の波、1対1の決闘、そして男と男の揺るぎなき友情”とのことで、観た側からすると「全くもってその通り異議なし」と言いたいとこなんですが・・・、一点だけ異議がある。
”妖しの美女”ココだけがいただけない。この美女っていうのはたぶんアリソン・フレンチ(レネー・ゼルウィガー)のことだと推察されるんですが・・・。

この画像の通りメインキャストだし・・・。ビ、美人なのか?!

だってコレだよ。その昔のウエスタンの女優顔ではあるよね、100歩譲って。でも、コイツが敵味方構わず惑わす美女って、21世紀基準では考えられないだろ?ブリジットジョーンズだよこの人。ほっとけないぐらいの感じでトムクルをかどわかすのが関の山。
監督エド・ハリスは、エヴァレットといい敵役のブラッグ(ジェレミー・アイアンズ)といい渋い役者を揃えているけど、女優はちと弱いのじゃないのかな?さもなきゃ、ニッチな趣味かだwww。今後、監督業が増えてくるだろうと予測されるエドさんだけど、この人も女性を描けない監督になっちゃう可能性が大のようで、前途が心配です。
え〜と、ああいった女性でもモテちゃうほど西部は女性不足と言う狙いのキャスティングでは。(笑)
ついもったいぶってしまいましたが、実は同じことでした。
ゼルウィガーって、歳を重ねるごとに嫌いになっていきます。