2006年03月20日

**金子修介VS手塚昌明**

 きのうのこぼれ話。

 外様金子修介監督は〈 ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 〉の撮影の際、 子飼いのスタッフ・出演者を大量に登用した一方、川北紘一手塚昌明両氏をチョイ役(使い物にならない将校として)で出演させた。平成・ ミレニアムの製作者たちを葬り去るかのごとく。 また護国聖獣という四神を思い起こさせる設定を持ち出し、 青龍→ギドラ・白虎→バラゴン・ 朱雀→モスラという暗黙の了解(当初の予定であるバラン・バラゴン・アンギラスの区分けは知らんがな) を取り付け、残る玄部(蛇の絡まる)を欠いたままに話を終わらせ、 来るべき〈 ゴジラvsガメラ 〉の布石を打った。「監督やるなら俺っきゃねー」とばかりに。 (ここいら辺は、偏食ムービー参照のこと)

 見た目人の良さそうな親藩手塚昌明監督は黙っていなかった。次作〈 ゴジラ×メカゴジラ 機龍〉 では、〈 ガメラ 〉 ではついにお目にかかることのなかった都市部における巨大オブジェクト同士の骨の軋むようなぶつかり合い (繰演なし)を実現させ、これまた高機動な動きまでも見せつけた。(既存のガメラやギャオス・ゴジラがザクなら、機龍は高機動型ザク。 ってドムじゃないんかい!) CGの扱いにおいても、機龍から放たれたミサイルが高曲率で曲がってゴジラに命中という、 極めてアニメギッシュな絵を見せる。続く〈 東京SOS 〉では、 カメーバの死骸を漂着させるという暴挙に出た。なぜゲソラでもガニメでもなかったのか? カメーバが型の怪獣だからだ!「の怪獣なんて、 ゴジラの一噛みで終わりだよ」事実上の宣戦布告である。

 金子修介VS手塚昌明の勝負はいかに?

 

 

 決着は以外にあっさりとついた。

 圧倒的物量に物を言わせ、無差別爆撃した者がいた。 ゴジラ及び東京をペンペン草も生えない不毛の地に追いやった者がいた。ここまで荒れはてた土地には、しばらくの間は何も咲かないだろう。 「怪獣は好きだけど、俺、ゴジラにそこまで思い入れはないから。 モスラがラリアットするのも面白いだろっ。あっはっはっ!」と高笑いする北村龍平氏の声が聞こえてくる。 勝負をかっさらっていったのは、異人北村龍平監督であった。

 こうして「獣の系譜」はしばらくの間潰えることとなった。

 

posted by 森と海 at 21:55 | Comment(5) | TrackBack(1) | hoge
この記事へのコメント
あっははは(^0^)
ナイスな見立て。うん確かに龍平ちゃんをつかったことによってある意味更地になった。
だからこそのリセットもしやすいと思うんだけど。
何故ならある意味なんでもアリでいいじゃんということなんだからガメラに拘らなければVSスポーンでもVSバットマンでも可な訳で。(もっとも東宝がそこまで腹を括って外国制作陣に投げるとは思えないが)
Posted by tonbori at 2006年03月21日 00:28
ゴジラ復活なら、vsガメラ見たいなぁ〜。
既存の東宝系怪獣は新鮮味無いし、新作怪獣も煮詰まってる感が強いですね・・・。
Posted by samurai-kyousuke at 2006年03月22日 18:18
>tonboriサマ
更地ならすぐにでも建設開始できるけども、龍平ちゃんはイワク付の土地にしちゃったから。最低観客動員数というオバケの出る土地。お祓いをしなければなりません。草薙や柴崎など、植物に所縁のある名の役者を使って(笑)。
>samurai-kyousukeサマ
確かにちゃんとした物を観たいと思いますが・・・。冷静に考えれば、今までの製作方法で創っても観に来るのは思い入れのある人ばかり。特に思い入れのない一般の人にとって、スーツメーションの怪獣は子供向けという感は拭いきれないでしょう。ボクは、昔の映画を観て懐古に走りたいと思います。
Posted by 森と海 at 2006年03月22日 22:45
北村龍平にゴジラをとられたかわりにあずみを監督した金子修介ですが・・・美少女ものでも殺しあうというのは肌にあわなかったみたいですね、笑。
個人的には「美少女」「自衛隊」という二大要素のある『最終兵器彼女』は金子修介に監督してほしかった!『ガメラ2』のヒロインは前田亜季でしょう!笑
Posted by cardhu at 2006年03月23日 09:04
うわあ、〈 あずみ2 〉まではフォローしていなかったー。白旗だー。つーか観てないって(笑)。
「ガメラ、生き返るよね」少女はちせだったんですね。
Posted by 森と海 at 2006年03月23日 20:15
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