2006年05月09日

**DISCASでの収穫その1〈 フルメタル極道 〉**

 近所のレンタルにも、ビデオの空きケースはあったのだ。早く返却しろよ!と静かに見守っていたのだ。そう、 誰かが借りたまんま返してなかったのだ。しかしそのうちケース自体がなくなったのだ?なにゆえ?焦げ付いたのか?

 ということで、念願叶ってオンラインレンタルにて観ることが出来たのだ。三池監督の作品群は三つに分けられる。 @低予算ヤクザ映画の枠内(ガチガチのヤクザ物)A低予算ヤクザ映画の枠から著しくはみ出た物B雇われで撮る大小さまざまな物。 こいつは紛れもなくAなのだ。・・・予想を越えてバカだったのだ。(語尾が『のだ』なのは、マッドサイエンティスト・ 田口トモロヲが乗り移っているからなのだ。)

 

 さてプロット。
 トウシロのガキにカツアゲされてしまう程のダメヤクザ・鋼(ハガネ・JICK)は、組内でも武闘派で通る土佐 (ほんもんの武闘派・シーザー武志)の出所を出迎えた。鋼は土佐に憧れてこの道に入り、鋼が最も尊敬する兄貴であった。が、 土佐の服役中に事情も変わってしまい、組は鋼もろとも土佐を弾いた。この二つの死体を裏のルートで手に入れた田口トモロヲ(役名失念)は、 鋼の脳髄と土佐の心臓を使い、フルメタル極道として鋼を蘇らせる。そのボディに使われたパーツは、土佐の運動中枢をコピー・ 土佐の手足を元に調整・背中は土佐の紋々、そして土佐の巨大なチ〇チ〇。

 ロボコップをイメージしながら、実は部分金属装甲を持つフランケンでしかないのはご愛嬌。物語はここから教科書通りに進んでいく。 まずは、カツアゲされたガキ共を血祭り。自分たちを撃ったヤクザを皆殺し。土佐の女との奇妙なヒトトキ (ここいら辺はやはりフランケンが下敷なのは云うまでもない)。そしてその女が組に拉致されたと知って怒りの大乱闘。 途中途中に挿入されるギャグを除けば、『ダメな奴が生まれ変わって復讐する』という展開を離脱することのない手堅いツクリ。いや、 あくまでもギャグを除けばだよ、ギャグを除けば。

 さて、この決着をどうつけるのだよ、監督?
 鋼が生き残って大団円?しごくツマラン。
 鋼がやられて組の勝ち?そいつもツマラン。
 両者ドッカン?そいつは2年後DOAまで残しとけ。
と、終盤にかけてそんな心配ばっかりしていたのだが、そんなものは素人のとんだ取り越し苦労だった。

以下ネタばれ。
 鋼は装甲のない腹部をタカちゃん(北村康)に撃たれ悶絶。 トドメを刺そうとしたタカちゃんは、鋼の謎の触手で死亡。そしてラストカット、現場に到着したマッドサイエンティスト・ 田口トモロヲがマントを翻すと・・・、裸、そして巨大なフリチ〇!

 なんだこのラストカットは!?腰が砕けそうになったというか、ヒザに効たというか・・・・・しばし呆然。で、思い出したのが〈 ブギーナイツ 〉 のラストシーン。同じように巨大なラテックス製のナニが写って、同じようにモザイクが掛かっていた。監督のP・T・Aは云ってた、 「実力のあるスターは、ナニがデカいに決まっている。 だからマークだってデカいし、 最初にオファーしたディカプリオだってデカいはずだ。」って。実力のある俳優・ スターはデカイはずなのだ。しかして、劇中でのキーマンであるマッドサイエンティスト・ 田口トモロヲもデカいに決まっているし、 実力派の役者である田口トモロヲもデカいのだ。デカさが実力の証明。 (もうなに言ってるんだか、自分でも分かりません(涙。)

 くしくも、〈 フルメタル極道 〉・〈 ブギーナイツ 〉ともに1997年の作品。「うわぁ、偶然て凄いネ!」 などと思ってはイケナイ。どちらかが他方を見て真似たに相違ない。ボクはどちらとは云ってないのでそこのところは勘違いせぬように(爆)。

 


モザイクなナニ繋がり。

そしてアメリカ版。

posted by 森と海 at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 三池崇史
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