2006年05月11日

**アウトドアで大騒ぎ?!〈 キャビン・フィーバー 〉**

 若者5人がケビンで乱痴気騒ぎ!名作〈 リッチモント・ハイ 〉を彷彿(嘘爆)させるイーライ・ロス監督の〈 キャビン・フィーバー 〉 を約1年遅れで鑑賞。

 なぜ今頃?って、〈 ホステル 〉が日本上陸する前に観とかなきゃ。今見逃していても、どうせ〈 ホステル 〉 が公開される時期にあわせて、廉価版(2000円を予想)が再発されて露出が増えると思うけど(パラマウントだから1500円だな)。

 

  さてさて、物語は若者5人が休暇を山のキャビンで過ごそうと田舎にやってくる。そう、古のむかしより、 若者の団体行動は奇数でなければならない。男・女・男・女・男。オトコが独り余る。こうでなくてはならないのである。欲を言えば、 発情したカップル・カップル未満・ナーズな男という組み合わせが一番しっくり来るが、この作品はちゃーんとその辺が分かっているらしい。 お色気担当のカップルじれったい目の2人、そして事件の発端になる”傍から見てると「いらんことすな!」と言いたくなる”男が必要なのだ。そして、 都会からの若者は田舎に出向いて、排他的な田舎の人々の冷ややかな歓迎を受ける。うーん、完璧。何かが起こりそうな予感がしまくりだ。

 大方が知ってる通り、”フィーバー” は大騒ぎではなく熱病なんだが、ここら辺の展開はしごく真っ当。 画面に現れる最初の発病者(地元民)が取水池で死亡。その血を被ったビールばかり飲んでる男たちより前に、 5人の中で最初の発病するのは生水を飲む女。皆さん、旅先での生水には注意しましょう。車が壊れるというハプニングによって(出来すぎ?)、 5人は孤立状態となる段取りのよさ。新人監督の割にそつなく纏めるイーライさんは、おバカ方向に脱線する様子もなし。ボクなんか観ていて、 「最初に発病した女はゾンビ化するんじゃないの」と期待していたが、どうも〈 死霊のはらわた 〉はお好きじゃないようで・・・ (ギャグ好きなはずなのに。その割に〈 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 〉は好きらしい)。

 奇をてらわない手堅い作りで、見れば納得の作なんだが、いかんせん知ってる俳優が1人も居ない。皆無。 逆によく未公開ビデオスルーとならずに済んだものだと感心する。監督自身の知名度も小さかったはずだし。

 話の主眼は熱病の感染源を探すではなく(そんなものは〈 アウトブレイク 〉に任せとけ)、 いかにして森から抜け出すかというサバイバルでもなく、終始一貫して描かれるのは、余所者として排他されつづける旅行者という図式。 もれ承るところによると、くだんの〈 ホステル 〉のまた同じ話ということだ。ロス監督には、ずーっと同じテーマで撮り続けていずれあの 〈地獄のモーテル 〉のリメイクを手がけて欲しいものだ(笑。

 

posted by 森と海 at 23:49 | Comment(3) | TrackBack(4) | Movie(米)
この記事へのコメント
広い遅れなどあわせて
小太郎たちが、ロスでフィーバーや若者を露出しなかったよ。


Posted by BlogPetの小太郎 at 2006年05月15日 09:12
『ホステル』来るのかなあ。なんか何処にも予定が出てないんで(苦笑)
かなりキッツイらしいけど三池サン出てるしちょと観てみたい。
Posted by tonbori at 2006年05月18日 00:06
来るって絶対。ビデオスルーかもしれないけど。
〈 ナポレオン・ダイナマイト 〉あたりより、スプラッターってことで固定客がいるし。
切り株のキツさって慣れるとなんてことなくなるもの。
Posted by 森と海 at 2006年05月18日 20:56
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『ホステル』の公開が決まったとか。
Excerpt: 『ホステル』ってのはゴスなスプラッター映画でいわゆる秘宝的には切株映画とかいわれる人体破壊モノである。古くは『悪魔のいけにえ』とか『サランドラ』とかそういうのを思い出していただければ。 あのクエ..
Weblog: web-tonbori堂ブログ
Tracked: 2006-05-22 23:18

『キャビン・フィーバー』 フィーバーしすぎてフィーバー
Excerpt: なんていうか…どうしようもない映画だな(呆)。 バカ学生たちが血みどろになる、 お決まりのスプラッター映画。 こういうのを見るたびに、 こんな映画が観れるようになったなんて、 私も大人に..
Weblog: *モナミ*
Tracked: 2006-05-28 11:26

キャビン・フィーバー
Excerpt:  休日にクルマで郊外へ出かけ、人里離れた山小屋で過ごそうと計画する若者達。酒、ドラッグ、Hとやりたい放題し放題で青春を謳歌している彼らに、闇から忍び寄る魔の手・・・。 ??
Weblog: 金言豆のブログ ・・・映画、本、イベント情報等
Tracked: 2006-05-30 16:58

映画『キャビン・フィーバー』を観て
Excerpt: 人気blogランキングへ【この映画について】いわゆる低予算のインデペンデント系のホラー映画であるが、2002年のトロント映画祭で上映されてからは状況が一変した。それを機に全...
Weblog: KINTYRE’SDIARY
Tracked: 2010-08-08 13:49
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