2006年08月04日

**今公開中の〈 日本沈没 〉によって発症する症例**

 物凄くヒットしているように見えて、一部のヒトのみが大騒ぎしてしまうという奇病が蔓延中であります。金スマのオープニングなど、 えらく前から宣伝しているものですから、「随分ロングランですね。」と言ってしまいたくなりもしますが、・・・実は7月15日公開。 ようやく20日間というレベル。これから、まだまだ続きますよ。

 なんというかこの映画、”何かを言わなきゃ気がすまない”症を発症させるらしく、あちらこちらで、手を変え品を変え2度3度と、 エントリーを繰り返すブロガーさんも多し。同じように”何かを言わなきゃ気がすまない”症を発症させた某悪魔男が、あまりの内容に一同が 「見るな!」と声をそろえた現象とは違い、ザルな内容に微笑ましく思うものあり・原作との乖離に怒るものありと百花繚乱。しかし誰もが 「絶対観るな」という姿勢でない点が一様に受け入れられている証拠だろう。こうやって騒げば騒ぐほどの宣伝になってしまうシステムは、 おそらく偶然の産物であろうが、ネットが整備されて早8年、このような現象は記憶の片隅にでも刻んでおく必要があろうかと。

 

 で、本題。前回の拙エントリー**日本人のアイデンティティを問う 〈 日本沈没 〉ほんとに問うてたかぁ?**の最後の部分の続き。

 あの中で、ボクは73年版の信奉者のように振舞ってはいたが、観たのはもう20年ほど前だ。 細かい部分の情景等は記憶からとっくに消滅してしまっている。それでもガッチリ刻み込まれて忘れられない場面もある。 ヒトによってそれは様々だろうが、ボクに限ってはオーラスの場面。

 雪の原野を蒸気機関車が走っている。中には浮かぬ顔で原野を見つめる藤岡弘、の姿が!

 シベリア鉄道かな?ヨーロッパに向かってるのかな?ヨーロッパには誰が居るのかな?と疑問を抱きつつ、 嗚呼日本人は国土を失った流浪の民となってしまったんだなあと一人ゴチてしまった。変な話、流浪の民って浪漫なんだよ。アシュケナジー・ ヤポネの誕生とその苦難の道、どこかの宗教書のようじゃないか。この続きが観たいと思った。思いつつ、 どうやっても映画にならないこともうすうす気づいてた。そうこうするうち30数回目の春を越えた頃、リメイクは公開された。 期待するなってのがどだい無理な話だ。・・・・・・・・・・が、夢はまだまだ見続けられる。

 つまりボクも、”何かを言わなきゃ気がすまない”症候群発症中。ワクチンはないのか?

 

posted by 森と海 at 22:58 | Comment(3) | TrackBack(0) | hoge
この記事へのコメント
ううん、うまく言えないんだけどね。
ケチつけてんじゃなくね。時々、こういう「何か言いたい!」病にかかるのってね、それだけの力があっちに(作品に)あることを認める気がして、自分でセーブしちゃうってのも、私の場合あるのね。
いや、その力がたとえネガなもんであっても悔しいからさ。そういうとき、断固スルーってのもありますね。片意地だから。
ただ、じゃがさんのコメント見て思ったのは、これってホント、傍目には「馬鹿」なのね(涙藁)。
まあでも、祭りに参加したいってスケベ心も多分にアリ(爆)。明日行きます。それで沈黙してたら、もう「こんなクソ映画、何も言いたくねえよ」病だと思ってちょうだい(爆)。
Posted by acoyo at 2006年08月05日 12:31
確かにこれにつける薬はあるんだろうか(苦笑)
で、その先に関してはそっちに行かないだろうと半ば確信に近いモノがあったんよ。というよりもしその先を見せてくれるならそれは多分左京先生が先だろうし。ということでの第2部が動き出したことによりその『先』もあるかもしれないけどそれはやっぱり73年度版の正統後継ってことになるのかな(^^;
って、ああほんとにワクチンいるなあ(苦笑)
Posted by tonbori at 2006年08月05日 23:42
>acoサマ
騒いでる時点で負け確定なのは自覚しておりまする。前のエントリーで云ってる通り、コレはこれでありという路線を採ってますから。ツッコミ出せば、小松左京氏にまで「何故フィリピンプレートに乗っかる西日本とオホーツクプレートに乗っかる東日本が同じように沈むのか?」なんてこと言えますもん。
>tonboriサマ
そう、その「第二部」をまずは読破することが最優先事項になりそう。ツッコミ加減はそれで大幅に変わるよなぁ。
Posted by 森と海 at 2006年08月07日 00:20
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。