2011年11月27日

**〈スカイラインー征服ー〉プロモ映像?**

お久しぶりですが、時候の挨拶なんてことはさっさと止めにして、書きたいことを完結に。

久しぶりにレンタルして見たんですが、〈スカイライン〉と〈モンスターズ〉、似たような素材で何故コレほど違うのか?とりあえず、本エントリーでは〈スカイライン〉の方をDISりますwww。

で、なんでこの映画、もといこの90分強の映像は、映画のフリしているんですか???これは、VFX工房のプロモ映像でしょ。これで映画でございっていうのは、片腹痛いわ。脚本はダメ、演出はダメで、VFXだけはそれっぽい。そのVFXにしたって、ホンがムチャクチャだから嘘くさいですやん。

まずは決定的にダメなのは、主人公に全くシンパシーを感じないこと。彼女が妊娠して、第一声が「shit」と言いながら、クライマックスでは「家族を守る」ってことなんですけど、その間の感情の揺れ動きが一切なし。脚本がバカ。演出がバカ。

普通は主人公の心情の振れっていうのがドコかで描かれるべきなんですけど、それが無いから、観ているコッチはなにか裏があると勝手に思いますよねえ。筋としては、それを信じると観客は裏切られる方向に向かうんだなって。ところが裏切られないw。

次、リアルSFにおいて最も重要な部分、つまりは人間が引き寄せられ吸い上げられる道理については、青色光で全て、(ココ大事)すべて誤魔化されるんですね。勿論過去には、牽引ビームなどという誠に都合のいい光線をサラっと使う映画もありました。まあ「スターウォーズ」っていうマイナーなスペースファンタジーな映画なんですけどねw。ファンタジーならなんでもOKですが、仮にも現代劇で行くのなら、それらしいエクスキューズは必要ではないでしょうか?ココら辺が、ハードSFとラノベの違いだと、ワタクシは思います。

更にその招かざる訪問者なんですが、〈マトリックス〉のセンティネルみたいな烏賊は何なんでしょう?そりゃあ烏賊とか蛸というのは、彼らにとって考えられない風貌の悪魔でしょう。クトゥルフ神話も創造されるってもんですが、言ったようにセンティネルが蠢いているようにしか見えませんがな。つまりはドコかで見た映像から抜けだせません。

米空軍の反撃が2回ほどあります。1回目はUAV主体で、2回目は有人機(含むF-22)。戦略的に初戦は無人機で諜うというのが現代的なんですが、青い光は人間を狂わせるんでしょ。物語としては、UAVと有人機の同時投入で有人機が全く使えないという事を示して、2回目はUAV主体の投入っていうほうがより説得力があると思うのです。正直な話、RQ-170 センチネルが一撃を食らわすのはそんな紆余曲折があってのことと思ってました。そういう意味で全くもって予想外の第一撃でした。

その一撃、たぶん爆発規模から言って戦術核だと思うんですけど、それに対する市民への影響は舐めてますね。まともに爆風を浴びるような位置ですと、被曝を考えなくては・・・。

青い光を浴びるとなぜか人間は脈が浮出してゾンビっぽくなるんですが、最終的にエイリアンどもが脳髄を糧としている時点で、<バタリアン>しか思い浮かびません。これはこの場面だけの話ではないのですが、どこもここもよくいえば既視感(なんか見たような感じ直訳すればパクリかあ)でいっぱいです。

ラストシーンは訳の分からない異形のヒーローの戦いという風ですが、ひょっとして予算が付けば続編を狙っているんですかw?いやいや、それはないですまともな感性ならww。

正直言ってムチャクチャです。B級と名乗るのはおろか映画と名乗るのもおこがましい。ちょっと凝ったBFX工房のプロモーション映像が精々でしょう。

同じようにローバジェットで同じく地球外生命体を持って来たもう一つとはエライ違いです。

はっきり言って〈スカイライン〉は映画としてはB級とも呼べませんね。

posted by 森と海 at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | Movie(米)
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