2006年10月12日

**歴史の中に埋もれてしまった真実〈 恐竜・怪鳥の伝説 〉**

 ゆいもあ亭さんが絶賛するし、 ボク自身も遠きアノ日、〈 ドカベン 〉との併映であったにも関わらず、〈 恐竜・怪鳥の伝説 〉のほうに興味が行ってたのを思い出した。通常、 新作の類はなかなか借りることができない DISCAS において、 早くもレンタル可能という表示を見た途端に、知らず内に発送予約をしていたのだった。

 

 ゆいもあ亭【非】日常さんの絶賛記事 「ホラ吹いた 金喰ってた〜 わたしは 誰?  お客が ナニ!

 

 告白すれば、77年当時見損なったお陰で、06年の今の今、初めて観させていただいた。予備知識も一切ない。 主役が誰かさえ知らなかった。・・・わ・渡瀬恒彦が主役じゃん?!牧冬吉も出てる。!!あとは一切知らない人だなあ。さすが東映、 オープニングのテロップは朱色だ。

 渡瀬恒彦といえば、先日挙げた〈 皇帝のいない八月 〉 において、「美しい日本」(シツコクテスイマセン)を取り戻すべくクーデターを起こそうと画策した藤崎一佐ではないか。 何気に渡瀬強化月間なのか?牧冬吉と言えば、オトーサンさんにとっては白影だし、 もうちょっと下の世代なら忍者チャプターを思い出すに違いない。東映の忍者と言えばこの人なのだ(古いネタでスイマセン)。

 画質は30年前の映画とは信じられないほどの高画質。ひょっとするとポジプリントをあまりしていないネガが現存したのかとも思える。 繰り返すが高画質。たぶん売れなかったんだろう。そしてその高画質な画面で繰り広げられるのが、「恐竜怪獣王子」に毛の生えたほどの特撮である。 物凄く分りやすく言えば、「ドリフの全員集合」のハリボテが笑いの要素を廃して活躍するという程度。いや「恐竜怪獣王子」は言いすぎだ。 アッチはウルトラマンよろしく格闘のための広場が設定されているが、コッチは富士青木ヶ原樹海が主戦場である。ミニチュアの樹木の密集度が段違いだ。 誉められるのはその点だけなのか?!

 対戦は恐竜VS怪鳥である。プレシオザウルスとランフォリンクス。 海洋に生息する爬虫類プレシオザウルスが何故に陸上に上がってくるのかは置いといて、 翼竜たるランフォリンクスが何ゆえそのプレシオザウルスを攻撃するのかは置いといて、「原始少年リュウ」のような年代ごちゃ混ぜ感だということも置いといて、何気にランフォリンクスの造型は正確だぞ。 嘴から外向きに生えた牙(歯)はプテラノドンに慣れ親しんだボクらには新鮮だ。

 えーと何だっけ?時代はネッシーブームの頃だったのかなぁ?海外に目を向けると、これまたプレシオザウルスが湖に出現、 湖畔は大騒ぎという逸品〈 Crater Lake Monster 〉('77年)という作品もある。なんの因果か同じ年。 洋の東西を問わず、商売としてブームには乗っかりますという見上げた根性の持主がどこにでもいるということなのだろう。〈 Crater Lake Monster 〉についてはココが詳しく解説しておられます。

 んで、何でしたっけ?この映画の中身が分らない?あらすじぐらい書けよ?

 いえいえ私レベルの若輩モノは、この映画の面白さを過不足なく伝えられるすべを持ち合わせておりませぬ。御関心あらば、 御自分の目で御確認いただくのが肝要かと。その説にはノークレームにてお願いいたします。

 


 プレシオザウルス東西2作品!

posted by 森と海 at 22:33 | Comment(7) | TrackBack(1) | Movie(邦)
この記事へのコメント
なんかさ、これ劇場で観たデスよ(苦笑)
で、結構そのよく解らなさにすっごく圧倒されてこれはスゴイけどなんだかよく覚えてないぞと(爆笑)

後年TVでやってたときに観た時に恥ずかしい気分になったのは言うまでも無いということで(^^;
Posted by tonbori at 2006年10月14日 01:01
うほっ、劇場で観たとな。
今となってはチャレンジャーの称号を与えられそうです。
つーことは、拓ボンの殿馬の目撃者!
Posted by 森と海 at 2006年10月16日 23:41
イエス(笑)
なんか微妙に山田太郎はそれっぽかったし岩鬼も今考えるとちょっとアレだけど、なにより殿馬が拓ボンだったんだよねえ〜。いやとんでもない時代でしたな(笑)でも『サーキットの狼』も『宇宙からのメッセージ』も一応劇場で観てるしなんで『幻の湖』を劇場でみていないのかがこうなると不思議(^^;
Posted by tonbori at 2006年10月17日 01:47
凄いレビューです。

しかしながら、「恐竜王子」というのは「怪獣王子」の間違いでしょうな。

オーラー オーラー オーラー 行け!

でしょ?

飛行機墜落、恐竜に育てられ、ネッシーと兄弟という、もう、わけわからない「怪獣王子」ね。

「マグマ大使」のピープロ作品ね。
Posted by yuimor at 2006年10月17日 21:50
>tonnboriサマ
す・すごいなあ!
ボクは、〈 サーキットの狼 〉は劇場で観たよ。

>yuimorサマ
そうでした。ググったら「怪獣王子」でした。訂正しておきます。何分、長年に渡る飲酒と喫煙で切れかかったシナプスを頼りに、モヤのような記憶で書いたものですから・・・。
Posted by 森と海 at 2006年10月19日 00:17
突然こんにちは!
ですよねぇ、、、
この映画は、見てもらわないとダメですよねぇ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at 2007年05月13日 13:44
>猫姫少佐現品限りサマ
突然いらっしゃいませ!
見なきゃ分からない作品なんですけど・・・
見た後、「金返せ!」って言われてもねー。
こちとら責任負ってませんし(笑。
Posted by 森と海 at 2007年05月13日 22:33
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恐竜.怪鳥の伝説 07113
Excerpt: 恐竜.怪鳥の伝説 1977年   倉田準二 監督  東映渡瀬恒彦  林彰太郎  沢野火子  津島智子  牧冬吉  清島智子 諸口あきら こんな映画..
Weblog: 猫姫じゃ
Tracked: 2007-05-13 13:43
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