2007年01月02日

**まさしくトーさんの作品だ!〈 放・逐 / Exiled 〉**

 明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。今年も引き続きのご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。 新年は2日より営業です(笑。

 実は昨年中に届いていましたが、残念ながらゆっくりと観る時間のなかった〈 放・逐 / Exiled 〉であります (時間がかかるんですよ。ネイティブでもないボクが理解するには)が、正月そうそうようやく観ましたですぞ。年の初めから、 銃声ドッカンドッカン!、はっきり言って近所迷惑でしょう(笑。で、公開も何時になるか分からない作品をネタバレしてもしょうが無いので、 画像無し・あらすじ無しで何処まで伝わるやら?

 オマケData:リージョンコードは3固定でした。リーフリもしくはリージョンオール機必須です。

 

 ボク個人的な意見ですが、少ないながらも何本かのジョニートー作品を観て思うのは、この人の作品って 「ありえないトンでもな展開・ありえないくらいキザな生き方を、 絵の力やらスピードやらのゴリゴリの力技でねじ伏せて納得させる(というかツッこむ隙を与えない)ことで、 溜飲が下がる思いをもたらす」と思いますし、「その隙間にユルーいギャグも絡めて、 人間味の無い冷たい話にはさせない」とも。だから、 どんなに殺伐とした話であっても血の通った生身の暖かさがあるように思います。

 〈 放・逐 / Exiled 〉は、まさしくそういう映画であり、期待通りの物でありました。既に伝わっているように〈 鎗火 / The Mission 〉の続編ではありません。しかしながら黄秋生(アンソニー・ウォン)の子分の酒家における黄秋生・林雪(ラム・ シュー)組対呉鎮宇(フランシス・ン)・張耀揚(ロイ・チョン)組の対立の構図から膨らんだアイデアであることは明白です。 しかも今回はそこにロイに代わって張家輝(ニック・チョン)が・・・。これ以上は書くまい。

 今回、皆格好よろし。林雪にあってさえも格好いい。何処に出てくるんだ任賢齊(リッチー・レン)?も出番は僅かながら、 エラく粋であります。反対に任達華 (サイモン・ヤム)や林家棟(ラム・カートン)は、 限られた時間の中では掘り下げることは無理と判断したのか、単なる悪党扱い。でもコレはしょうがないこと。皆を描きこんだら、 またまた2部構成になりますわな。そんなん長いのはいらんて。

 最後にちょこっとギリギリなバレになりますが、今回の〈 放・逐 / Exiled 〉、西部劇してます。 まだ誰も言ってないと思うけど西部劇です。観れば分かる!

 


放・逐 / Exiled (Hong Kong Version)
posted by 森と海 at 16:58 | Comment(6) | TrackBack(2) | Johnnie To
この記事へのコメント
そうですか西部劇ですか。うーむ・・・

いやマジメな話、漢気映画ってよくよく考えるとウェスタンに行き着くのかもしれませんぞ。
なんせ三池サンも西部劇撮ってるし。
Posted by tonbori at 2007年01月03日 00:10
新年、明けましておめでとう御座います。
旧年中は御世話になりました。
本年も、宜しく御願い致します。

『放・逐』楽しみになりました・・・。
私の地域では『エレクション』の上映がないのが残念ですorz・・・。
Posted by lomo at 2007年01月03日 00:13
あけましておめでとうございます。
昨年は本当にお世話になりました。今年もよろしくお願いします。

で、さっそくですが、新年早々観た未開封DVDが私もコレ。
まさに西部劇でした。これはもう、ぜひ劇場で観たい。
それにしても皆さんイカしてましたね。クラクラ来た年始でした。
Posted by rivarisaia at 2007年01月03日 02:52
>tonboriサマ
秘宝見逃しているんですが、ペキンパー&マカロニ魂炸裂って書いてあったみたいっす。
そんなもの見逃してても、トーさんはほんと解り易く西部劇の記号をそこいら中に散りばめているんで。1個1個については言及しませんが。

>lomoサマ
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。
うちの地域なんざ全くカスリもしませんよ(泣。泣いてばかりではしょうがないので、こうやって一人レジスタンスしております。

>rivarisaiaサマ
おめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
んで、なんというか格好いいんですよね。目の色の違う玉川良一(黄さんのことです)が何故あのように格好いいのだろう?
Posted by 森と海 at 2007年01月03日 22:53
明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願い致します。
サイモン・ヤムやラム・カートン、深みを出そうと思えばいくらでも出せるでしょうが、今回に限ってはいらないですよね。
それにしても、林雪をこんなにかっこよく撮れるのはトーさんしかいませんね。
Posted by micchii at 2007年01月06日 12:28
>micchiiサマ
おめでとうございます。
安易な回想シーンとかナレーションなどを使わずに、胸の傷のみでヤムとニック・チョンの因縁を理解させる上手さはさすがであります。
Posted by 森と海 at 2007年01月08日 23:15
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