2004年09月28日

**虫、虫、虫、虫、虫だらけ**

 虫といっても、「キラービー」や「ネスト」ではない。まして「燃える昆虫軍団」ではありえない。蟲(オーム)は漢字違いなんて、 アニメファンの方、そこんとこ宜しく!

 ボクらのチームのリーダーは♪ヴァーホーヴェン、ヴァーホーヴェン、ヴァーホ、ヴァーホーヴェン♪―の登場です。

 〈スターシップ・トゥルーパーズ

 歴史に埋もれてしまいそうな佳作(ボクには傑作だが)です。
 ドコに行ってしまったのか判らないキャスパー・バン・ディーンと
オヤジが立派なテロリスト俳優になれと懇願しているジェイク・ビジーと
前作で腕を失ったため義手で登場のマイケル・アイアンサイド(次は両足義足?)と
 やらしくめくれた上唇でシーン一族を手玉に取るデニス・リチャーズが出てます。

 startru いまクリックしたでしょ。これ読んでるなら。”引き続き情報を?”ってとこ。正直いうと、 始めにこのネタありきだったのだ。
えっ、つまらない?   −そうか、ダメかぁ。

 この監督さん、オランダはアムステルダム生まれ。マーケット・ガーデン作戦(「遠すぎた橋」を参照ください) をマトモに見ているクチだ。道端にゴロゴロと転がる死体をガキの頃に見て育っている。しかも自分も軍に入隊している。

 そんな彼には、多分このくらいのグロはお遊びに見えるのだろう。「予算があればあの死体も、もっとリアルに撮れるのに」 ぐらい思っているかもしれない。この人からエロとグロを取り除いたら、誰も観ないよ。

 公開当初、「こんな戦意高揚映画はけしからん!」という声もあがったが、よくよく見ると、 右に行って右に行ってどんどん右に行ってたら、ふと気付くとグルっと一周して、左に立ってたような映画だって気付くと思う。だって、 この映画の登場人物、みんなカッコわるいもの。歩兵だろうが、パイロットだろうが、テレパシー使える大佐だろうが、 最前線に出向いてる時点で、所詮は補充のきく”駒”。いつでも切り捨てられる。そんなの見て、「オレも軍隊に!」 なんて思うバカもそうはいない。局所的ヒーローは描かれても、雌雄を決する英雄は描かれない。明らかに右の振りして茶化してる。

 それでもって、(「ロボコップ」でもそうだったが)例の”FEDERAL NETWORK”ではメディアさえもこき下ろしてる。 いや、こき下ろすほどの怒りではなくて、せせら笑っているのかな。監督の人の悪さがにじみ出たイイ瞬間です。

 決して登場人物には感情移入できないが、だからこそ”奴らのバカさ加減を笑い倒せる”きわめて健全な映画だとボクは思う。 これ観て笑えない人って、(やたら影響を受けすぎ、自分に置き換えすぎと言う意味で)ちょっと気を付けた方がいいとまで言い切っちゃうよ、 ボクは。

 
posted by 森と海 at 22:58 | Comment(2) | TrackBack(1) | Movie(米)
この記事へのコメント
やっとこさ「スターシップ・トゥルーパーズ3」を観ました。一作目の偉大さを再認識いたしました。(笑)
Posted by samurai-kyousuke at 2009年01月30日 20:29
〈スタトゥル3〉はまだ観てないのですよ。
だからなんとも・・・(笑。
Posted by 森と海 at 2009年01月30日 22:57
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「スターシップ・トゥルーパーズの話」
Excerpt: 「あ〜あ〜、ジェイ君よ〜。違う、違うんだよ」 「何がですか? 眉間に天知茂さんみたいな深い皺がはいっちゃってますよ」 「そうそう、♪生まれた時が〜悪い〜のか〜、それとも俺が悪い〜のか〜♪ 違う..
Weblog: samuraiの気になる映画
Tracked: 2009-01-30 20:27
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