2005年03月26日

**キャシャーンを観らねば、何を観る!**

 というくらい熱いものだったら良かったんですけどねー。

 遅ればせながら、ようやく観れました<紀里谷和明’s CASSHERN>。
 よーく、言いたいことは分かった。まるで、紀里谷くんの声が聞こえてきそうだ。いちいちごもっとも。まったくもって正論で、 このメッセージに反感を持つようなら、反社会性というレッテルを貼られそうだ。
 あっ、分かった!これって踏絵だな。
 このメッセージをけなしちゃうと、強制加療を要すってことで、どっかに容れられちゃうな。 <時計じかけの>アレックスみたいに。

 それでもな、バーホーベンの<スタ・トゥル>が好きなボクには、こりゃ拷問だわ。 両方とも同じようなメッセージを全く逆方向から伝えようとしてるんだけど、正面突破に付き合わされるのってツライ。 ツライを通り越してイタイ。

 で、思ったわけよ。紀里谷くんて若いの?って。

 ところがどっこいほぼ同世代な訳だ。こりゃビックリだ。
 NHKの「青年の主張」ってあるじゃない。成人の日にあるやつ。
 とんねるずじゃ無いけど、アレ見て笑ってた口なんですわ、ボクなんか。うちらの世代って、しゃっちょこばって生真面目って、 なんだかむず痒いと感じるとばっかり思ってた。
 それって、ボクだけ?ボクだけ黒いの。ママン教えて?

 同じ「憎しみの連鎖の遮断」を訴えるものなら、トンでも映画<マッスル・モンク>だってそーだよ。でも、 アッチはエンタしてまっせ。紀里谷のダンナ!

 ダンナの意図は、「若い人に見てもらいたい。ヒーロー特撮ものなら若い人が見るだろう」ってとこかもしれないが(もっと言うと、 「分かりやすくすれば」まで入るのか?)、観客はそんなに馬鹿じゃないです、ええ、そこまでしなくても大丈夫。というか、ナメとんのか、 ワレッ!

 リアルタツノコプロ世代にしてみれば、新造人間キャシャーンにこだわる必要ないんじゃないか?

 言っとくがな、
 キャシャーンのテーマはな、
 キャシャーンのテーマはな、

 たった一つの命をすてて
 生まれ変わった不死身の体
 鉄の悪魔を叩いて砕く
 キャシャーンがやらねねば
 誰がやる!

 哀しみのベクトルが違うって。

 
posted by 森と海 at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | Movie(邦)
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CASSHERN / キャシャーン(31点)評価:×
Excerpt: 総論:言いたいことは解るが、こんなに説教クサく語り倒さないで欲しい。タツノコプロの名作アニメ「新造人間キャシャーン」の実写映画化。監督は宇多田ヒカルのPVで独特の世界観を表
Weblog: 映画批評OX
Tracked: 2010-11-11 23:20
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