2005年05月11日

**断じて信者とは違うが**

 アホなボクではありますが、映画観て涙腺が思わず緩んでしまう瞬間もあるのです。言っときますが、涙腺ユルユル、 鼻はズルズルのコンコンチキ野郎ではありませんぜ。ガキの頃観た〈E.T.〉では、皆が泣く中ただ一人、 何で泣くのか分からず呆気にとられてたんだから。

feno  そんなボクを、不覚にもホロリとさせてくれたのは、ご存知〈フェノミナン〉。ジェニファー・ コネリーの主演では無い方。アゴの割れた元フィーバーな人であります。

 主要で脳をワシづかみされた田舎のトッポイ兄ちゃんが、潜在能力を限界まで駆動させてスーパーマンぶりを発揮。 その余波で近所の未亡人(子供あり)に粉かけはじめるが、主用には勝てず、病院入り。病院を抜け出して、最後の時はその人と。

 という、なんだか身も蓋もない難病モノも典型ではあるのだが、琴線に触れるものがある。

 それは、トラボルタがドン臭いやつにしか見えないことが一番の原因ではなかろうか?


 どんなに核ダッシュをする悪人を演じようと、
 どんなに尋問のプロを演じようと、
 どんなにCOOLなギャングを演じようと、
 どんなに優秀なスパイを演じようと、
 おまえの頭では企めないだろうが!

と皆に言わせてしまうトラボルタ。彼の存在なくして、この野暮ったい男は体言できない。そんな男が、不器用にも愛を語るなんて、 あまりに親近感涌きすぎ。おまけにキーラ・セジウィックのようなどこか強い意思の漂う女が相手だ。普通はどう特攻しても撃沈が関の山。 それがモノに出来たりするもの素晴らしいが、その挙句に病で倒れちゃうんだ、卑怯だぞ、この脚本は。

 やっぱりね、映画で主役でもとろうと思ったら(二枚目が一番の早道なんだが)、顔に不自由してるんだったら、貧相であったり、 野暮ったかったり、情けなかったりしながらも”それだけでは終わらんのだよ”という顔を持つことなのかなあと思うのだ。

 ただね、一風超能力モノの感じもする本作、「サイエントロジ―」のプロパガンダの香りもプンプンで、ちょっとだけ引く。いや、 「サイエントロジ―」がなんたるかなんてことは、全然知らないのだけれど。

 
posted by 森と海 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | Movie(米)
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