2005年10月15日

**〈 デッドポイント 黒社會捜査線 〉発売記念**

 ということで、久しぶりに〈 非常突然 〉を見る。香港盤を英語字幕なんですけどね。

 元ネタは、 『大事件』公開に『非常突然』がDVDリリース。。tonboriさんてば、 大ネタ振ってくる(笑。

 まあ、なんと言うか、愕然とするよね。ストーリーを知っていても、きっついは、コレ。

 まごうことなき父さんの映画なんですけど、他の父さんの作品の中でもちょっとだけ特殊なんだわ。一般に〈 DARK TRILOGY 〉なんて云われ方を(日本では)されてますが、〈 A HERO NEVER DIES 〉やら〈 THE LONGEST NITE 〉とは一味違う。父さんの2つの世界の融合を目指した作品なのかなと?

 父さんには2つの種類の作品群があります。前述の2つなどのシリアスでハードな奴と、〈NEEDING YOU 〉 のようなコテコテラブコメモノ。男しか見ないじゃんというようなものと女しか見ないよといわれそうな物。 売るための映画と撮りたい映画って父さんは言ってるけど。

 この相反する世界を強引に一つにしたのが〈 非常突然 〉じゃないのかなーと思うのであります。コレって、 本国での興行成績ってどうだったんだろ?日本で未公開だったんだから、本国でも奮わなかったんだろうな。しかし、〈 PTU 〉 あたりの腰砕けさ、〈マッスル・モンク〉のヘナヘナと座り込みそうなヘタレさを見るにつけ、 父さんてば段々と統合してきてるんじゃないのと疑ってみたりする?

 父さんの手腕は、いつもながら鮮やかなもの。ラブコメ部分はオッチャンなのにどうしてこう機微に触れる演出をするの? ってくらい上手いのだ。なんだかぐっと来るんだよ。その一方、シリアスな部分は捜査活動の実録モノの雰囲気を醸し出していて、 緊張感を持続させる。カットが、その場に巻き込まれた人が偶然撮影していた風なんだ。〈 大事件 〉なんか顕著なんですが。 挙句に前述のような相反するシークエンスが交互に展開されるものだから、こっちの心拍数も上がったり下がったり。コレは、 映像のスピードボールだわ。

 

 役者のキャラも立ちまくり。

 サイモン・ヤムの額のテカリを見逃すな。

 ラウ・チンワンのおとぼけと後悔の念は絶品。

 ホイ・シウハンは真面目なんだけどどこかおかしい。

 そして、デビュー間もないヨーヨー・モンのみずみずしい演技。すっごい可憐なんだから。もうホレたよ、実際ボクは。

 

 中身は、結構エグかったりして「青少年及児童不宜」とパッケージには書いてある。ボクもそう思う、子供にゃ宜しくない。しかし、 大人はOKなのよ。つーか、全国数千人の父さんファンは見れ!後悔はしないと思うぞ。

 オマケ  〈 PTU 〉のポニーテール兄ちゃんも埠頭でしきりに電話する青年も〈 ミッション 〉のライフル男も登場。

 

以前のエントリー**非常突然**
posted by 森と海 at 00:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | Johnnie To
この記事へのコメント
ラジャー、しっかと胸に刻んで見るでござる。
Posted by tonbori at 2005年10月15日 01:19
この後に及んで、ネタバレをしようとしないボクは、なんてやさしい奴なんだと勝手にチョッピリ感動。
Posted by forestsea(主) at 2005年10月15日 21:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。