2008年04月05日

**B-2爆撃機で出撃しました。 〈 CLOVERFIELD クローバーフィールド 〉**

 前回、 希望を込めてあんなこと書いちゃったけど、本国公開後半年も経っての日本公開、情報を完全に遮断できるはずも無く・・・。 一番イタかったのは、某社のフィギュアの画像があちこちに貼られ捲くったこと。嫌がおにも見ちゃいますもん。〈 大怪獣東京に現れる 〉 風の全く姿を表さない怪物物という線は、早くも消えたー。

 あのフィギュアは、『世界をまたに掛けた壮大な釣り』であると、勝手に思い込んで出かけたのでした。・・・・ 勝ち目の無い思い込みだわな。

 

 観る前はね、「あんなヘンテコリンな怪物を出しやがったら、コテンパンにコキ下ろしたろっ。コレなんて〈 チュパカブラ・ プロジェクト 〉?てな具合にね。」と鼻息荒かったんだけど、・・・コテンパンに返り討ちに遭いました。

 怪しい獣とは金輪際思えないまさしく米国産モンスターには萎え萎えなんですが、ともかく破壊されるマンハッタンの描写は生ナマしい。 建物が破壊されると物凄い煙が発生するということ、紙がいつまでも宙に舞うということは911であらためて気付いたことです。 それまでのあまたのアクション映画でも建物破壊は描かれましたが、盛大な炎こそ上がれど、そんな描かれ方は一切ありませんでした。 もうその辺が徹底してます。いつまでも紙が舞っているんだもの。これはリアル。 NYの人たちにとっては忘れられない光景を見ている感があるのではないでしょうか。

 中身についてはあんまり触れないでおきますが、劇場で喚起される例の注意(乗り物酔いの件)通り、画面は揺れに揺れます(苦笑。 初めてビデオカメラを持った日、用もないのにズームアップダウンを繰り返していた己の未熟を思い出しました。それにしてもワザとだろ、 あの揺れ具合は(笑。すでにパートUが計画されているようですが、策士エイブラムスのこと、 最初から二部ないし三部作で考えていたんじゃないでしょうか?で、本作の位置付けは85分間の予告編なのかも?ですね。

 中身や映像に触れない代わりに、エンドクレジットの間流れる唯一のオリジナル曲Overtureについて書いときます。 ええ仕事してますよーっ。席を立つのは勿体無い。作曲のマイケル・ジアッチーノはよく研究してます。 同じテーマを繰り返すミニマルな手法や、低音を受け持つ楽器とティンパ二あたりを組み合わせて重低音のSE風に使ったりとくすぐる構成です。 しかもメロディラインはあくまで別物。決して真似のレベルではなくハリウッド産のスコアでありながら、どこかニヤリとさせられるこの曲は、 実は一番注意深く作られているのかも知れません。もちろんニヤリと出来るのは、「ゴ〇ラ伝説」やら「SF交響ファンタジー」 あたりを聴き込んでいる人限定かもしれませんが・・・(笑。

 

 

 ところで、あのモンスターですけど逆関節な動きを見ていて何か引っかかるものがありました。 蜘蛛みたいとかそんな直接的なものでは有りません。・・・で、家に帰り着いてハタと気付きました。あのビルの間から垣間見える姿って、 エヴァンゲリオンで見たシトか暴走中の姿そのままじゃん。影響あるのでしょうか?

 

posted by 森と海 at 23:39 | Comment(6) | TrackBack(1) | Movie(米)
この記事へのコメント
観てきやした。
噂に違わぬって感じだけどこの所のハリウッド映画にはほぼ911の影が付きまとっていて、これはもろビジュアルがそうだったけど、中身はいわゆる終末モノやスラッシャーモノのジェノサイド(恋人、仲間に災厄が降りかかるという部分)に通じるもんがありましたね。

なんにせよ日本の特撮はGFWでかまされているので次がこの手法だとちょっとどうよになるのでさらにハードルが上がった気が。クロサワやってる場合じゃないよシンちゃんて感じです(笑)
Posted by tonbori at 2008年04月06日 23:16
観ましたか。
コレは極力音のいいトコで観るべきですね。音が命。

シンチャンは黒澤じゃないみたいですよ。あっ、余計な情報でしたか。
Posted by 森と海 at 2008年04月07日 00:13
いいなー。いいなあー。いいなあああ!
間違いなく私は酔う!と確信しましたので(ブレアウィッチで気分悪くなり、さらにコレの劇場予告の時点ですでにめまいが....)、劇場で観られないと思ふ。そんなに大揺れですか。がんばれば観に行けるレベルなのかしら。

「エヴァンゲリオン」もハリウッド実写化のウワサがあったかと思うのですが、ま、まさかコレじゃないですよね(笑)日本の特撮ますますおいてけぼりくらった感じなんでしょうか。「グエムル」でもアイタタタという気分になったのですが。

ああ、いつDVD化するんでしょうね....ってまだ始まったばかりなのに。
Posted by rivarisaia at 2008年04月08日 18:39
DVDは発売されてますよ。米国で(笑。
今思案のシドコロ。
画面の揺れに関しては、序盤はこれでもかって云うくらい揺らしますけど、映画が走り出すと何気にフィックスな画像がココ一番配置されます。座席後の方で見てたら大丈夫かも知れません。


いいな・いいなーはコッチの台詞。もう1年も前に〈 鐵三角 〉や〈 神探 〉を見てるんでしょ。ブログタイトル見ながら素通りしてましたよ(笑。
Posted by 森と海 at 2008年04月08日 22:39
観てまいりました。
なかなか良かったですね〜。楽しめましたよ。
Posted by samurai-kyousuke at 2008年04月11日 22:36
惜しむらくはこういった作品を物にしたのが、日本ではなくて米国ってことだけですかねー。
Posted by 森と海 at 2008年04月12日 20:08
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「CLOVERFIELD」
Excerpt: 観て来ました。それも仕事終わりの平日22:05の上映です。翌日も仕事なのに。(笑) 噂通りの映画でした。登場人物が撮影するハンディカメラの映像で、映画まるまる一本押し通すというアイデアを見事..
Weblog: samuraiの気になる映画
Tracked: 2008-04-11 22:38
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